気候変動(低・脱炭素)

大阪ガスシンガポール法人2社・ENGIE社、ア太での事業提携検討で覚書締結

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大阪ガスのシンガポール現地法人Osaka Gas Energy Supply & Trading Pte.Ltd.とOsaka Gas Singapore Pte.Ltd.、およびENGIE Energy Marketing Singapore Pte.Ltd.の3社は、 アジア太平洋地域での事業提携を検討するための覚書(MOU)を締結した。2022年11月23日発表した。

同覚書に基づき、3社は液化天然ガス(LNG)、電力取引、リスク管理、再生可能エネルギー、水素、アンモニア、合成メタンなどの低炭素エネルギー開発、炭素クレジットや再生可能エネルギー証書(REC)など、エネルギー分野における協業の可能性を検討・評価する。

Daigasグループは、東南アジアでガス配送、産業用ガス販売、屋根置き太陽光発電などの事業を展開するとともに、競争力と柔軟性あるLNG調達に取り組んできた。

「アジアは急速な経済発展を背景にエネルギー需要が拡大している。今後も同地域での事業を拡大し、エネルギーの安定的かつ持続的な供給に貢献していく」としている。

大阪ガスの担当者はシンガポール新聞の取材に対して「従来よりENGIE社とはLNGの取引などを通じて良好な関係を構築していた。アジアにおける協業機会について協議を進めるなかで、エネルギーの安定供給や低炭素化・脱炭素化など、共通して関心のある事業領域が多く存在したため、今回覚書を締結して、検討を本格化させることになった」とENGIE社をパートナーとした理由を説明した。

◇ENGIE Energy Marketing Singapore Pte.Ltd.
【 所在地 】8 Marina View, #34-01 Asia Square Tower 1, Singapore 018960
【 代表者 】Varun Gujral
【設立年月】2019年3月

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