出光興産は、マレーシアの電子機器部品製造事業者MFS Technology(M)Sdn.Bhd.(MFS社)が保有するマラッカ州バトゥ・ブレンダムにある製造工場の屋根に約0.8MWの太陽光発電設備を設置し、電力供給事業を開始する。マレーシアでの屋根設置型太陽光発電事業は2例目となる。2022年12月16日発表した。
同事業は、出光興産が出資するSkye Renewables Energy Pte.Ltd.を通じて行われ、Skye Renewables Energy社のマレーシア現地法人Skye Renewables Malaysia Sdn.Bhd.とMFS社間でPPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)を締結する。
同設備の導入により事業実施期間において25GWh以上の電力を供給し、16,000tのCO2を削減できる見込みという。
MFS社は1958年にマレーシアで設立され、電子機器に使用されるフレキシブル基盤を中心に製品を設計、製造し、マレーシア国内外の企業200社以上に製品を供給している。
電力供給事業概要は下記の通り。
【事業主体】Skye Renewables Malaysia Sdn. Bhd.
【設置場所】Lot 5, Batu Berendam Free Trade Zone, Phase 3, Batu Berendam, 75350, Melaka
【設置容量】約0.8MW
【 売電先 】MFS Technology(M)Sdn.Bhd.