不動産開発事業等のサムティ(大阪市淀川区)は、シンガポールの子会社SAMTY ASIA INVESTMENTS PTE.LTD.が設置したESG投資ファンド『Impact X1号投資事業組合』を通じ、途上国で中小零細事業向け小口金融サービス(マイクロファイナンス)を展開する五常・アンド・カンパニー(東京都渋谷区)への投資を実施した。2022年11月22日発表した。
発表によると、五常・アンド・カンパニーは、カンボジア・スリランカ・インド・ミャンマー・タジキスタンのグループ会社を通じてマイクロファイナンス事業を展開しており、金融包摂を届ける顧客数は139万世帯、運用資産残高は1,000億円に達しているという。
サムティは「投資を通じ、低価格で良質な金融サービスへのアクセスの提供を通じて誰もが自分の未来を決めることができる世界を実現する五常・アンド・カンパニーの事業を応援していく」としている。
◇Impact X1号投資事業組合
【業務執行組合員】CAPITAL X
【 投資対象 】五常・アンド・カンパニー(E種優先株式)
【 運用期間 】約5年