YCP Holdings(Global)Limited(本社:シンガポール/取締役兼グループCEO:石田裕樹)は2022年11月29日、シンガポールを拠点に東南アジアでM&Aやコーポレートファイナンスを手掛ける独立系投資銀行TC Capital Pte.Ltd.と業務提携契約を締結し、共同出資によりシンガポールにJVを設立することで合意した。JVへの両社の出資比率は50:50で資本金は60,000米ドル。
発表によると、TC Capital社は、モルガン・スタンレーの東南アジアにおける投資銀行部門責任者を務めたTommy Tan博士と、ドイチェ銀行やベア・スターンズの投資銀行部門でマネージング・ディレクターを務めたRavi Chidambaram氏によって2002年に設立された。金融や小売、エネルギー、環境、PEファンドなど幅広い業種のクライアントを擁し、東南アジアで確固たる事業基盤を築いているという。
YCP Holdings(Global)社のマネジメントサービス事業が強みとするM&A支援やPMOなどの分野でシナジーが見込まれることから、業務提携及びJV設立に至ったという。
新たに設立するJVでは、TC Capital社の経営陣によるコミットメントのもと、YCP Holdings(Global)社のスタッフがプロジェクトの提案から実行までを一貫して担当し、東南アジアでのビジネス拡大を目指すクライアントの課題解決に貢献する。
また、業務提携及びJV設立を機に、Tommy Tan氏がYCP Holdings(Global)社の東南アジア地域会長に、TC Capital社のパートナーであるRavi Chidambaram氏及び柴田優氏がYCP Holdings(Global)社のエグゼクティブ・パートナーに就任する。