デジタル経済 進出・出資・撤退

三菱UFJ銀行、シンガポールを拠点とするファンドへの出資約束金を増額

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三菱UFJ銀行は2021年9月1日、シンガポールを拠点とするMars Growth Capital Fund 1,LPへの出資約束金を8,000万米ドルから2億米ドルに増額した。同日発表した。

三菱UFJ銀行は2020年8月にイスラエルのフィンテック企業Liquidity Capital M.C.Ltd.と合弁契約を締結し、シンガポールに折半出資の合弁会社Mars Growth Capital Pte.Ltd及びMars Growth Capital社を無限責任組合員、三菱UFJ銀行を有限責任組合員とするファンドMars Growth Capital Fund 1,LPを設立した。

発表によると、Mars Growth Capital Fund 1,LPは2020年12月、アジアを中心とするスタートアップ企業向けにLiquidity Capital社のAI技術を駆使したファイナンス事業を開始した。2021年7月末時点で計6社と融資契約を締結していて、今後更なる事業拡大が見込まれることから、 出資約束金を増額したという。

◇Mars Growth Capital Fund 1,LP
【出資約束金総額】2億米ドル
【無限責任組合員(GP)】Mars Growth Capital Pte.Ltd.
【有限責任組合員(LP)】三菱UFJ銀行

※関連記事「三菱UFJ銀行、イスラエルのフィンテックベンチャーとシンガポールに合弁設立

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