Trailblaze Asset Management(本社:東京都港区)は、日本初の訴訟・仲裁ファンド「Trailblaze Litigation Fund I Cayman LP.」を設立した。米国とシンガポールで運用を行い、日系企業及び現地企業間の訴訟・仲裁への投資活動及びその他専門的支援を行う。2024年12月24日発表した。
発表によると、訴訟・仲裁ファンドは1970年代後半から存在しているが、日本(日本資本のファンドを含む)ではファンド設立に関する挑戦はあったものの、これまで設立・運用に至ったケースはなかったという。
Trailblaze Litigation Fund I Cayman LP.は、運用戦略として「公共データベースを活用した案件ソーシング」および「判決予測・意思決定モデル」の活用を推進するとしている。
Trailblaze Asset Managementの米田 尚輝CEO&Managing Partnerはシンガポール新聞の取材に対応し、「シンガポールの法律事務所と提携等している。シンガポールでは年間で2件程度の資金提供を見込んでいる」と述べた。
◇Trailblaze Litigation Fund I Cayman LP.
【General Partner】Trailblaze Litigation Fund I Cayman GP Co.(Trailblaze Asset Management、米田尚輝)
【 所在地 】ケイマン諸島及び米国
【 ファンドサイズ 】最大20億円
【ファンド運用期間】6年
【 運用開始時期 】2025年4月
【 運用国 】米国、シンガポール
【 投資対象 】米国・シンガポールにおける日系企業及び現地企業間の訴訟・仲裁
【 投資額 】3,000万円~1.5億円(共同出資枠にて最大3億円まで投資可能)
◇Trailblaze Asset Management
【 本社 】東京都港区
【 代表者 】CEO & Managing Partner 米田 尚輝