交換できるくん(本社・東京都渋谷区)は2025年3月14日、シンガポールに子会社を設立し、4月より事業を開始すると発表した。東南アジアの住宅設備市場の調査、住宅設備関連事業における海外企業との提携促進、海外投資家向けのIR活動を主な事業目的とする。
シンガポールは2014年に「スマート国家(デジタルネーション)」構想を打ち出し、社会全体のデジタル化を推進してきた。また、2024年10月には「スマート国家2.0」を発表し、AIの導入促進やオンラインの信頼性向上に取り組んでいる。
交換できるくんは、今後の住宅設備の海外動向を睨み、シンガポール法人を拠点に東南アジア市場の詳細な調査を行い、住宅設備周辺事業やDX事業領域においてシナジーが見込める現地企業との戦略的提携を中長期目線で推進する。
交換できるくんの担当者はシンガポール新聞の取材に対応し、「当面、代表者が日本とシンガポールとで業務遂行し、ビジネス拡大に応じて、現地社員を採用する」と説明した。
◇KOUKANDEKIRUKUN ASIA PTE.LTD.
【 所在地 】390 HAVELOCK ROAD #07-02 KING'S CENTRE SINGAPORE(169662)
【 代表者 】栗原将
【事業内容】東南アジアを中心とした住宅設備市場の調査、住宅設備関連事業における海外企業との提携促進、海外投資家向けのIR活動
【 資本金 】20万SGD (2,345万6,000円)
【事業開始年月】2025年4月
【出資比率】交換できるくん100%
【 決算期 】12月