進出・出資・撤退

オカムラ、シンガポールの中堅オフィスデザイン・内装工事会社を子会社化

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オカムラ(神奈川県横浜市)は2021年9月2日開いた取締役会でシンガポールの中堅オフィスデザイン・内装工事企業DB&B Holdings Pte.Ltdの発行済株式70%を取得し、子会社化することを決議した。契約締結日は2021年9月初旬、株式譲渡実行日は2021年10月初旬を予定する。取得価格は非開示。また、2023年度のDB&B社連結財務諸表が確定した段階で、株式譲渡契約に定める条件が充足されることを条件として、残りの発行済株式30%を追加取得する。

DB&B Holdings社は2003年3月設立。発表によるとシンガポールを本拠に、中国とフィリピンにも展開しており、これまで手掛けた案件では数々の国際的な賞を受賞するなど能力が評価されており、グローバル企業、現地大手企業を中心とする優良な顧客基盤を築いているという。

オカムラは、DB&B Holdings社を子会社化することで、中国・ASEAN市場におけるデザイン・内装工事分野での優良な事業プラットフォームを獲得し、同市場のオフィス家具ニーズを把握して戦略製品の開発・生産・販売に繋げられると判断した。

今回の株式取得の業績への影響は軽微。

DB&B Holdings Pte.Ltdの概要は下記の通り。

【 名称 】DB&B Holdings Pte.Ltd
【所在地】3791 Jalan Butik, Redhill, Singapore
【代表者】Siew Kim Leng
【事業内容】オフィスの設計、内装工事
【資本金】351万1,307シンガポールドル
【設立年月日】2003年3月15日
【大株主】Siew Kim Leng:71.6%

株式取得の相手先の概要は下記の通り。

【 氏名 】Siew Kim Leng、Sock Kuan Siew、Cheng Kok Boon他2人
【 住所 】シンガポール

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