進出・出資・撤退

明電舎、シンガポール子会社がベトナム低・中電圧配電盤メーカーに出資

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明電舎のシンガポールの全額出資子会社MEIDEN ASIA PTE.LTD.(明電アジア)は2020年1月15日、ベトナムの配電盤メーカー Vietstar Industry Corporation(Vietstar社)の株式41%を取得する出資契約を締結した。出資時期は3月末を予定する。明電舎が1月16日発表した。

発表によると、Vietstar社は、ベトナム・ホーチミンに本社を置き、主に低電圧・中電圧の配電盤を製造・販売しているといい、ベトナム国内の電力会社および民需分野に強力な商流を持っているという。

出資により、Vietstar社の商流・生産能力と明電グループの製品技術を融合し、主に中電圧配電盤分野でベトナム電力市場への参入を図るとともに、Vietstar社を将来的なメコン地域での基幹製造拠点と位置付け、ASEAN域内のバリューチェーンを強化する。

Vietstar社の概要は下記の通り。

【 代表者 】Mr. Phan Van Nien
【 設立 】2002年
【 売上高 】約15億円(2018年度)
【業務内容】低電圧・中電圧 配電盤の製造・販売
【従業員数】210人(2019年末時点)
【 所在地 】(本社・工場)ホーチミン
      (支店)ダナン・ハノイ

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