デジタル経済 進出・出資・撤退

SBIホールディングス、シンガポールのSC Venturesと業務提携に向け基本合意

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SBIホールディングスは、世界的な総合金融グループである英Standard Chartered Bankのベンチャー投資&インキュベーションユニットであるシンガポールのSC Venturesと業務提携に向けた基本合意書を締結した。(1)投資先の情報共有及び連携 (2)地理的な協力関係によるマーケットの相互拡大 (3)特定のテーマでの協力/相互協力によるエコシステム構築――を行う。2022年5月6日発表した。

Standard Chartered Bankは160年以上の歴史を持ち、世界59カ国に1,000拠点以上を置いている。特に南アジア、中東、アフリカ地域に強みがある。SC Venturesはシンガポールを本拠とし、サンフランシスコ、ケニア、上海、ロンドン、香港に拠点を置いている。

SBIホールディングスは「南アジア、中東、アフリカ地域に関してSC Venturesと今回の合意に基づくグローバルアライアンスを構築することで双方の強みを活かしながら事業を拡大したい」としている。

具体的には、南アジア、中東、アフリカなどを投資対象国とした合弁ファンド設立を検討する。特にSC Venturesが設立したインド、ケニアでMSME(中小零細企業)向けB2B ECマーケットプレイス&レンディングプラットフォームを運営するSOLV社にSBIホールディングスが投資し、SOLV社が事業を展開するインド、進出を検討しているベトナムでSBIホールディングスの既存投資先との連携を推進する。

また、バングラデッシュにおけるSBIホールディングスグループの既存投資先でMSME向け会計記帳アプリ『Tallykhata』等を展開するSureCash社にSC Venturesが投資するとともに、SOLV社のバングラデッシュ事業の立上げとSureCash社との連携を推進する。

日本においては、SC Venturesが運営するベンチャー企業は事業構想や技術競争力に関してSBIホールディングスの助言を求め、相互利益に資する場合、SBIホールディングスはジョイントベンチャーの設立やその他適切な方法で事業展開を支援する。

同様に、SBIホールディングスあるいはSBIホールディングスの投資先がSC VenturesとStandard Chartered Bankが強みを持つ地域での海外展開を検討する際にSC Venturesがサポートならびに事業展開を検討する。

さらに、SC Venturesが日本で設立した機関投資家向け暗号資産のカストディ業務を展開するZodia社とSBIホールディングスとのジョインベンチャー設立等、デジタルアセット領域での連携を検討実施する。

このほか、Banking as a Service(BaaS)、Sustainability、Financial Inclusion、DeFi、メタバース、Web3.0などの分野、領域での協力を検討実施する。

◇SC Ventures
【本社所在地】シンガポール
【  設立  】2018年
【 代表者 】Alexandre Lucien Manson, CEO
【 事業内容 】ベンチャー企業の設立、運営、投資

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