新電力のアスエネ(東京都港区)は、シリーズBラウンドで総額18億円の資金を調達した。2022年4月13日発表した。
同ラウンドでは、新規投資家としてシンガポール政府系投資会社Temasek Holdings傘下のPavilion Capital PTE.LTD.、GMOインターネットグループのGMO VenturePartners、アジアのPE FundのAxiom Asia、既存投資家のインキュベイトファンド、STRIVE、環境エネルギー投資の合計6社を第三者割当増資の引受先として16億円を調達し、また商工組合中央金庫から2億円の融資を調達した。
アスエネは、CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」を最注力事業と位置づけ、今回調達した資金を開発・営業・カスタマーサクセス(CS)の人材の採用強化、サプライチェーン排出量見える化の利便性向上に向けたシステム機能拡充、グローバル展開に向けたシステム仕様の強化、マーケティング費用などに充てるとしている。
アスエネの2019年10月創業以来2年6カ月での投融資の累計資金調達額は約22億円となった。