進出・出資・撤退

三井物産、シンガポール保険ブローカーPana Harrison(Asia)社に追加出資

投稿日:

三井物産は、シンガポールの保険ブローカー企業Pana Harrison(Asia)Pte.Ltd.(社長:Ronnie Lum)への追加株式取得に係る契約を締結した。三井物産のPana Harrison(Asia)社持分は51%となり、子会社化に合わせて社名をMitsui Bussan Pana Harrison Pte.Ltd.へ変更することも決定した。2021年11月26日発表した。

発表によると、三井物産は2009年に三井物産リスクソリューションズ(東京都千代田区)を設立し、三井物産グループに対し、主にエネルギーや電力インフラ、金属資源分野の保険仲介・保険リスクマネジメント機能を提供してきた。また、2020年にロイズ・ブローカーでもあるPana Harrison(Asia)社に出資参画し、アジア有数の再保険市場であるシンガポールに進出、保険ブローカー事業を拡充してきた。

三井物産は今回の増資・社名変更により、Pana Harrison(Asia)社の保険調達力やリスクコンサルティングなどのブローカー機能を積極的に強化し、グループ内外の顧客拡充・事業拡大に取り組む。また、シンガポールに拠点を置くグローバルな保険会社・再保険会社との関係強化を通じて、アジア域内で存在感あるプレイヤーになることを目指す。

-進出・出資・撤退

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.