進出・出資・撤退

リアルテックグローバルF、シンガポールのベンチャーAustrianovaに出資

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リバネス(東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸幸弘)とユーグレナ社(東京都港区、代表取締役社長:出雲充)の合弁会社リアルテックホールディングス(東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田暁彦)が運営するベンチャーキャピタルファンド「リアルテックグローバルファンド」は2021年6月、シンガポールのベンチャー企業SGAustria Pte.Ltd.(商標名:Austrianova)に出資した。出資額及び持株比率は非公開。リアルテックホールディングスが2021年7月7日発表した。

Austrianovaは2009年2月設立。発表によると、硫酸化セルロースベースのカプセル内に生きた細胞やバクテリアを内包し、長時間保管や内包時増殖を可能にする技術を開発・提供している。

様々な外的要因から細胞・バクテリアを守り、生存率を高めるカプセル化技術は、創薬・医療分野、ヘルスケアや畜産分野で広く利用されているが、現在主流の素材のカプセルには、人体への注入時に免疫システムによる拒絶反応発生リスクがあり、輸送や保管面においても様々な課題があるという。

Austrianovaのカプセル技術は、従来技術と比較して耐酸性があり、胃酸環境下における耐久時間が長いなど優れている面があるという。

リアルテックホールディングスは「今回の出資を通して、積極的に事業会社との連携を推進し、Austrianovaのカプセル化技術のアプリケーションの拡大および社会実装を支援する」としている。広報担当者は「Austrianovaのカプセル技術は既に複数の事業会社と共同研究を開始しており、その有効性を確認できている。現時点で確認できている(従来のカプセルと比べての)デメリットはない」とコメントした。

◇SGAustria Pte Ltd / Austrianova
【設立年月日】2009年2月2日
【 所在地 】41 Science Park Road #03-15 The Gemini Singapore(117610)
【 代表者 】Dr.Brian Salmons, Prof. Walter Gunzburg
【 資本金 】3.3M SGD
【 事業内容 】生きた細胞とバクテリアをカプセル化する技術の開発・提供

【リアルテックグローバルファンドの支援内容】日本市場への進出支援および事業会社との連携加速
【 出資時期 】2021年6月

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