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住友精化、「(需要増の)インドへのSAP供給はシンガポールから進めている」

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住友精化は2021年6月7日、2021年3月期決算説明会(テレフォンカンファレンス形式)を実施した。小川育三代表取締役社長、町田研一郎取締役執行役員経理企画室長が説明した。

発表によると、質疑応答の中で中国とインドの紙おむつの市場構造について問われ、「中国は現地のSAP(高吸水性樹脂)メーカーや紙おむつメーカーがあり、加えてグローバルなメジャーが参入している。インドは現地のSAPメーカーはほとんどないが、紙おむつメーカーは非常に多く、市場構造は異なる。これからインドでも紙おむつ使用量は増えていくと考えている。当社は、インド市場へのSAP供給はシンガポールから進めている」と回答した。

住友精化IR担当者は、シンガポール新聞の取材に対して「Sumitomo Seika Singapore Pte.Ltd.ではSAPを年間7万トン生産している。 当社では日本をマザー工場としてシンガポール、韓国、フランスの各拠点から全世界に供給する体制を整備している。インド地域向けには、なるべく輸送距離が近い拠点であるシンガポールからの供給が基本的な考えである。シンガポールでの供給能力以上の需要がある場合には、日本や韓国など他の拠点から供給先の割り振り、調整を行い、インドなどでの需要に対応する予定だ。現時点(6月21日)で、Sumitomo Seika Singapore社において設備の増設などの具体的な計画はない」と補足した。

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