再生可能エネルギー事業等の翔栄クリエイト(東京都新宿区)は、タイの大手ファンドBlueburg(ブルーバーグ社)と、ラオスの太陽光発電所の建設工事請負契約を締結した。発電規模は東南アジア最大規模という。2021年3月21日バンコクで調印式を行った。
同事業ではシンガポールのSEF Group Pte Ltd(SEFグループ)がスポンサーを務め、投資資金を提供した。
翔栄クリエイトは、ベトナムの大手ゼネコンHAWEE ENERGY合同会社やタイ国際スポーツとコンソーシアムを組成し、ラオスのアダプー県とチャンパサック県に発電規模合計981MWの太陽光発電所設立に向けて、リーダーとして機器調達や建設工事管理を行う。両発電所は2023年3月末に売電開始予定で、ラオス電力公社が電力を購入する。
また、翔栄クリエイトは現在、サラワン県とボ-リカムサイ県においても、それぞれ436MWの太陽光発電所の基本合意書を交わしていて順次建設工事請負契約を締結する予定。いずれもSEFグループがスポンサーを務めるという。