気候変動(低・脱炭素)

三井住友信託・新生銀行など、シンガポール法人出資インフラFに大規模ローン

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三井住友信託銀行と新生銀行は、伊藤忠エネクスなどがスポンサーとして出資するエネクス・アセットマネジメントが資産を運用するエネクス ・インフラ投資法人(東京都千代田区)に対して、同投資法人による大規模太陽光発電所取得資金として、他二行とともに総額約279億円のローンを組成し、2020年11月26日貸付契約を締結した。2020年12月1日発表した。

エネクス・インフラ投資法人は、再生可能エネルギー発電設備等を主な投資対象とするインフラファンドで、伊藤忠エネクス、三井住友信託銀行、マーキュリアインベストメント、シンガポールのマイオーラ・アセットマネジメントPTE.LTD.がスポンサーとなっている。2019年2月に東京証券取引所に上場している。

今回の太陽光発電所の取得により資産総額は約588億円となり、国内最大規模の上場インフラファンドとなる見込みという。

今回のローンには、三井住友信託銀行と新生銀行のほか、三井住友銀行、みずほ銀行が協調して組成し、地域金融機関を含め合計13行が参加する。

上場インフラファンドが 日本国内で過去に調達したローンとしても、またシンジケーション額としても最大規模になるという。

エネクス・アセットマネジメントの概要は下記の通り。

【 代表者 】代表取締役社長 松塚啓一
【 所在地 】東京都千代田区霞が関三丁目2番5号
【 株主 】 伊藤忠エネクス(50.1%)/三井住友信託銀行(22.5%)/マーキュリアインベストメント(22.5%)/マイオーラ・アセットマネジメントPTE.LTD.(4.9%)

ローンの概要は下記の通り。

【  借入人  】エネクス・インフラ投資法人
【 契約金額 】約279億円
【 契約締結日 】2020年11月26日
【アレンジャー】三井住友信託銀行、新生銀行、三井住友銀行、みずほ銀行
【エージェント】三井住友信託銀行

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