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鹿島、アジア開発事業統括会社がシンガポール・チャンギに自社ビルを建設

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鹿島は2020年8月27日、アジア開発事業統括会社カジマ・デベロップメント社(KD社)がシンガポールで鹿島の東南アジア地域統括拠点の強化および事業部門と技術研究開発部門の協働・連携を目的にKajima Global Hub(KGH、仮称)の建設に着手したと発表した。同社が海外で自社ビルを建設するのは初めてといい、投資額1億シンガポールドル(約77億円)を見込む。

完成イメージ

チャンギ国際空港に近いチャンギビジネスパーク内に、オフィスと研究施設を兼備した延床面積約13,000m²の建物を建設し、運営する。

KD社は同プロジェクトをシンガポール経済開発庁(EDB)に提案し、EDBの審査を経た後、同パークを開発・運営するJTC Corporationの推薦を受け、土地取得に至った。雇用創出、直接投資、技術開発による産業への貢献が評価されたという。

KGH内では、鹿島技術研究所のシンガポールオフィスKaTRIS(Kajima Technical Research Institute Singapore)が研究施設を開設し、外部企業、政府機関や大学等とのオープンイノベーションを推進するという。

また、シンガポールのグループ会社をKGHに集約する。

建物概要は下記の通り。

【   名称   】(仮称)Kajima Global Hub
【  所在地 】シンガポール共和国 チャンギビジネスパーク
【  設計者 】鹿島建設建築設計本部
【  施工者 】Kajima Overseas Asia (Singapore) Pte. Ltd.
【   用途   】オフィス、研究施設
【延床面積】13,088m2
【建物規模】地上6階、地下1階
【 竣工 】2023年(予定)

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