川崎汽船は2020年６月５日、「“K”Line Group 環境アワード2020」表彰式を開催し、優秀賞に輝いたシンガポール現地法人"K" Line Pte Ltdの「オフィスで環境に配慮した慣行についての意識向上」活動など、独創性・難易度・環境貢献度・継続性・波及性などに優れた最優秀賞１件、優秀賞６件の活動を、明珍幸一社長が表彰した。
"K"Line Pte Ltdでは、▽CEOと社員が機会を見て環境に対する考え方など意見交換し、啓蒙活動を実施 ▽パントリーや事務所に設置している情報モニターでゴミのリサイクルなど環境情報VTRを放映し、周知徹底 ▽社員各位が自発的に環境目標・誓約を事務所内の壁に掲示し、参加意識を向上――などの活動を実施した。
提供・川崎汽船
同社担当者は「個々の活動は大きな取り組みではないものの、CEOが率先して社員と意見交換を行いながら、先頭に立って社員の環境教育に取り組む姿勢に活動への真剣度が感じられ、『波及性』『継続性』を評価した」としている。
表彰式では、受賞者はオンラインでプレゼンテーションなどを行った。
同社は、グループ役職員が取り組む優れた環境保全貢献活動を表彰する同アワードを2015年創設した。６回目となった今年も、国内外グループ会社から多数の応募があったという。