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三菱重工業、「センカン・プンゴルLRT」向け新車両8編成をLTAより追加受注

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三菱重工業は、アジア地域拠点であるシンガポールのMitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte.Ltd.(MHI-AP)と共同で、シンガポール北東部を走る全自動無人運転車両システム「センカン・プンゴルLRT」向けの2両連結車両8編成(16両相当)をシンガポール陸上交通庁(LTA)から新たに受注した。2023年5月9日発表した。

2022年1月に受注した同LRTの輸送力増強プロジェクト工事の一環で追加受注したもの。新車両もセンカン・プンゴル地区の景観になじむ外観デザインを生かしつつ、運行事業者のニーズに応えO&M(Operation and Maintenance:運用・保守)の効率性を向上した仕様とした。

三菱重工グループは、同プロジェクトにおいて、2022年に車両17編成(34両相当)の供給と既存車両基地の大型拡張に伴う信号、軌道、車両保守機器といったシステム一式の更新工事を受注している。

2003年の同LRT開業にあたって納入した車両とシステム一式については、以降20年にわたりシステムの改造、車両基地の拡張、各種アフターサービスを一貫して手掛けている。

同LRTは、地下鉄北東線の2駅(センカン駅・プンゴル駅)と住宅街を結ぶ路線長23.3kmの支線で、近年の地区人口増加に伴う利用者増に対応するべく、既存線の輸送能力増強が進められている。

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