気候変動(低・脱炭素)

イーレックス、シンガポール燃料調達子会社が木質ペレットで森林認証取得

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新電力のイーレックスは2020年5月29日、持続可能なバイオエネルギーの製造・加工・最終利用まで追跡・記録し、合法性や生態系保全、持続的なバイオマス燃料の活用を担保するGreen Gold Label(GGL)認証を2020年4月24日付で取得したと発表した。パームヤシ殻(Palm Kernel Shell、PKS)が対象で、PKSでの同認証取得は発電事業者として日本初という。

また、燃料調達子会社イーレックスシンガポールが燃料用木質ペレットを対象に2つの森林認証を取得した。同社によると、木質ペレットは発電所ごとに長期契約する加工工場から調達しており、すべて認証の対象だという。

                   
注1 Green Gold Label:2002年に発足。
注2 Forest Stewardship Council™:責任ある森林管理を世界に普及することを目的とする。
注3 Programme for the Endorsement of Forest Certification:1999年に運営開始。世界36カ国で独立に設立運営されている森林認証制度を国際的に共通するものとして承認する国際的NGO。

認証の有効期限は、GGLが1年間(毎年の監査により継続使用可能)、FSCとPEFCが5年間有効で2025年まで(毎年の監査要)。

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