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ミライトHD、シンガポール連結子会社が中国5G需要見込み上海企業子会社化

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電気通信工事事業等のミライト・ホールディングスは2020年5月22日開いた取締役会で、シンガポールの連結子会社Lantrovision(s)Ltd(Lantrovision社)が中国・上海を中心に通信タワー建設及びシェアリングサービスを手掛けるShanghai Changling Communication Equipment Co.,Ltd(Changling社)の発行済株式32.8%を追加取得することを決議した。既存の持分17.3%と合わせ、50.1%を保有することとなり、Changling社を子会社化する。同日発表した。

現在、中国では次世代通信規格5Gのインフラ整備が政府主導で強力に推進されていて、各通信キャリアの設備投資の促進と効率化を図るため、CAPEX(Capital expenditure、資本支出)の多くを占める通信タワーのシェアリングが推奨されているという。

Changling社は通信タワー建設工事及びシェアリングサービスに実績があり、Lantrovision社を通じて子会社化することで、中国での5G関連需要の取り込みを図る。

取得価格は非公開。公平性・妥当性を確保するため第三者機関から入手した株式価値算定報告書等を基に決定したという。

効力発生日は7月1日(水)を予定する。同社担当者は「17.3%については2020年1月取得した。(過半数取得完了後)Lantrovision社より過半数の役員を任命する予定である」と述べた。

Shanghai社の概要は下記の通り。

【 名称 】Shanghai Changling Communication Equipment Co.,Ltd
【 所在地 】No. 1175 Tongpu Road, Putuo District, Shanghai
【 代表者 】President and general manager, Mr. Jiang Yabin
【事業内容】通信タワーの建設及びシェアリングサービス
【 資本金 】3,000万人民元(4億5,300万円)
【設立年月日】2006 年3月27日
【大株主及び持株比率】非開示

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