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五洋建設、中期経営計画に「シンガポールBIM/CIMセンターの進化」

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五洋建設は中期経営計画(2020~2022年度)を策定した。2020年5月11日発表した。

中期経営計画期間中のシンガポールについての認識は「短期的には新型コロナウイルスの影響は避けられない」としつつ、「インフラ需要は旺盛」。

国際部門は、①フロントローディングによる営業強化 ▽戦略的営業チームによるプロジェクト情報の早期収集 ▽案件ごとに強みを発揮できる企業とJV等による連携(シンガポールで子会社化するUG M&E社との設備工事の協働) ②フロントローディングによる現場力、技術力強化 ▽シンガポール本社による工事集中管理および技術支援 ▽将来案件を見据えた求められる技術検討および提案 ▽UG M&E社との連携による設備チームの再編成・強化 ③生産性向上の推進 ▽シンガポールBIM/CIM(Building and Construction Information Modeling/Management)センターの進化 ④船舶オペレーションの強化 ⑤人材育成 ▽外国人幹部人材の早期獲得とグローバル人材の積極的登用 ▽外国人若年層の早期戦力化、次世代プロジェクトマネージャーの育成(多様な文化とスキルに見合った教育プランの確立とキャリアパスの見える化) ▽グローバル総合職(日本・ASEAN留学生)の活用――を基本戦略とする。

五洋建設広報担当者は、シンガポールBIM/CIMセンターの進化に関して、「シンガポールBIM/CIMセンターと日本国内との部門間連携を進化させていくということであり、本社直轄のICT推進室のBIM/CIMグループと連携して生産性向上を推進していく」と説明した。

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