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五洋建設、連結・単体とも過去最高益を6期連続で更新、シンガポール受注ゼロ

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五洋建設は2020年5月11日、2019年度決算を発表し、海外では土木工事増加も建築工事が減少し減収となったものの、連結の売上高が前期比319億円増の5,738億円、純利益が同45億円増の234億円で増収増益決算となった。連結・単体とも過去最高益を6期連続で更新した。

シンガポールでは、社会資本整備等を中心とした建設投資は引き続き堅調だった。2020年3月期に、シンガポール総合病院アウトラム・コミュニティー・ホスピタル新築工事、トムソンライン地下鉄工事(T202工区)が完成た。受注案件はゼロだった。

シンガポール市場の今後も見通しについては、新型コロナウイルスの影響や世界経済の不確実性や世界経済の不確実性による影響が懸念されるとしている。

2020年度連結業績予想にはシンガポールをはじめとする東南アジアの一部およびアフリカで一定期間工事中止の影響を織り込んだ。影響は売上高の4%程度としている。

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