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日本通運、重慶~シンガポールをBCP対応の鉄道&海上で10日間で輸送

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日本通運は2020年3月9日、新型コロナウィルス感染症の流行により、中国発着および中国国内航空便の大幅な減便、省・都市間をまたぐトラックの通行制限、中国内国際鉄道駅における貨物搬出入の制限など、物流に支障が生じているなか、あらゆる輸送モードを活用した「BCP対応ソリューション」の提供を開始すると発表した。

中国内陸部発着SEA & RAILサービスでは、重慶・成都から東向通道は寧波港間、南向通道は欽州港間の鉄道輸送と、各港から日本または東南アジア・欧州間の海上輸送を組み合わせ、中国国内トラック輸送の制約、車両・ドライバー不足に対応する。

重慶~シンガポール間は、内航船経由の場合24日以上要するが、鉄道経由で10日間で輸送する。季節により河川水量の変動の影響を受ける内航船を経由する場合より、リードタイムが約半分になるという。

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