川崎汽船は2022年７月21日、2022年５月９日公表した2023年３月期通期連結業績予想を上方修正したと発表した。
2023年３月期第二四半期（累計）連結業績予想数値（2022年４月１日～2022年９月30日）は、売上高を前回発表比600億円（14.6％）増の4,700億円、営業損益を同比140億円（56.0％）増の390億円、経常損益を同比1,900億円（61.3％）増の5,000億円、親会社株主に帰属する当期純損益を同比1,900億円（62.3％）増の4,950億円に上方修正した。
2023年３月期通期連結業績予想数値（2022年４月１日～2023年３月31日）は、売上高を前回発表比1,100億円（14.1％）増の8,900億円、営業損益を同比160億円（39.0％）増の570億円、経常損益を同比2,300億円（48.9％）増の7,000億円、親会社株主に帰属する当期純損益を同比2,300億円（50.0％）増の6,900億円に上方修正した。
主にドライバルク事業及び製品物流セグメントで堅調な輸送需要及び市況が見込まれることや、シンガポールの持分法適用関連会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.の運営するコンテナ船事業で前回公表時の予想を上回る旺盛な貨物需要及び市況により修正したしている。