日本郵船・商船三井・川崎汽船の持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.(ONE社)は、Atlas Corp.の主要株主2者とAtlas社会長との間でコンソーシアムを組成のうえ、Atlas社に対してコンソーシアム以外の株主が保有するAtlas社の発行済普通株式の取得を共同で提案していたが、米国時間2022年11月1日、Atlas社の取締役によって構成される特別委員会の同意及びAtlas社取締役会の承認を得て、コンソーシアムがAtlas社とAtlas社普通株式取得の合意に至った。11月2日発表した。
日本郵船の発表によると、ONE社を含むコンソーシアムは、Atlas社の企業価値を約109億米ドルと見積り、Atlas社と主要株主2者及びAtlas社会長等以外の株主が保有するAtlas社の発行済普通株式を2022年8月4日終値比34%のプレミアムを付した1株当たり15.5米ドルで現金にて取得することに合意した。
今後、同取引は主要株主2者とAtlas社会長等を含まない株主による過半数の同意及び法令に従った当局承認等を条件として2023年6月までに完了する予定。