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シンガポール保健省、新たに武漢コロナウイルス感染者3人を確認、計13人に

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シンガポール保健省(MOH)は2020年1月30日、シンガポールで新たに武漢コロナウイルス感染者3人を確認したと発表した。いずれも武漢からの中国人で、現在のところシンガポール人への感染は確認されていない。

11人目は、1月22日にシンガポールに到着した武漢出身31歳の中国人女性で、現在、国立感染症センター(NCID)の隔離室に収容されている。

女性は、「シンガポールへの飛行中に無症候性だった」と話しているという。女性は、同日シンガポールに到着し4番目に感染が確認された武漢出身36歳の中国人男性と同伴だったことから、26日から隔離されていた。その後、27日に発症、NCIDに入院し29日午後11時頃に武漢コロナウイルス感染が確認された。

12人目は、1月22日に家族と一緒にシンガポールに到着した武漢出身37歳の中国人女性で、現在、NCIDの隔離室に収容されている。女性は、「シンガポールへの飛行中に無症候性だった」と話しているという。26日に発症し、29日にタクシーでTan Tock Seng病院に診察に訪れた。直ちにNCIDに隔離され、29日午後11時頃に武漢コロナウイルス感染が確認された。

女性は入院前、ビレッジホテルセントーサ、ホテル81プリンセス(ゲイラン)、ホームスイートビューホテル(ゲイラン)に滞在し、タクシーでオーチャードロードとゲイランを訪れていた。MOHは「公共交通機関や公共の場所など、一時的な接触による感染のリスクは低い」としている。

13人目は、1月21日に家族と一緒に武漢からシンガポールに到着した73歳の中国人女性で、30日の午後2時頃、武漢コロナウイルス感染が確認された。現在、女性はNCIDの隔離室に収容されていて、体調は安定しているという。

MOHは、1月30日正午時点で、49人が検査結果待ちとしている。

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