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シンガポール保健省、新型コロナウイルスの症例1人を初めて確認

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シンガポール保健省(MOH)は2020年1月23日、中国・武漢で流行している新型コロナウイルスの症例1人を、シンガポールで初めて確認したと発表した。

1月20日に家族と一緒にシンガポールに到着した武漢出身の66歳の中国人男性だといい、発熱と咳があり、シンガポール総合病院(SGH)の隔離室に収容された。状態は安定しているという。

また、感染が疑われる武漢出身の53歳の中国人女性についても、テストしているという。女性の容態は安定している。入院前はセントーサ島のホテルに滞在していた。

MOHは、「すべての旅行者は、シンガポール帰国後2週間は健康状態を注意深く監視し、気分が悪い場合は直ちに医師の診察を受け、また旅行歴を医師に知らせる必要がある。発熱や呼吸器症状(咳、息切れなど)がある場合は、ただちにマスクを着用して、診療所に連絡する必要がある」と呼びかけている。

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