むつ市(青森県)は、シンガポール国立大学(NUS)学生5人の短期研修を受け入れる。2020年1月下旬から同大学内で大学生を募集し、5月下旬に2週間程度、むつ市、青森市、弘前市、黒石市、三沢市、平川市、外ヶ浜町を訪問、青森ならではの各種体験や県内の大学生、高校生との交流を行う。
むつ市では、生産者・事業者を訪問し、シンガポールマーケットにおける市特産品の競争力向上や輸出促進に繋げるアクセラレーターとして、地域ブランディングやマーケティングも行う。
宿泊先は、ホームステイ、公共施設、ホテルを予定する。
むつ市経済部シティプロモーション推進課によると、2019年11月にシンガポール国立大学語学教育研究センターを訪れた際、ウォーカー泉・副所長と「(シンガポール国立大学には)日本語を習得し、日本的な価値観や日本文化を学びたい学生が多い」という趣旨の話しになり、青森ブランド確立への役割も期待できることから、事業実施の判断に至ったという。