気候変動(低・脱炭素)

電源開発、インドネシアのMEL社がTomuan水力発電所の建設工事を開始

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電源開発(Jパワー)のグループ会社であるインドネシアの水力発電事業会社PT Mulya Energi Lestari社(MEL社)は2025年7月にTomuan水力発電所の建設工事を開始した。7月30日発表した。

MEL社は2016年に設立された水力発電の開発・建設・運営を行う事業会社で、Jパワーは2024年11月に27.23%の株式を取得し出資、参画した。

Tomuan水力発電所はMEL社が持つ水力発電案件(運転中1件、建設中2件、開発中3件)のうち建設中案件の1つ。スマトラ島北部に位置するトバ湖北東部のTomuan川より取水する設備出力14,600kWの流れ込み式発電所で、今後、2027年8月営業運転開始を目指して建設を進めていく。

◇Tomuan発電所
【  所在地 】インドネシア・北スマトラ州アサハン県
【 出力 】14,600kW

◇PT Mulya Energi Lestari社
【 設立 】2016年8月
【 本社 】Jakarta, Indonesia
【 株主 】Silver Moon Investment PTE.LTD.、PT Sudi Mulya Lestari、Orange Capital PTE.LTD.、Alamport Renewables PTE.LTD.、アイル・インドネシア
【事業内容】水力発電の開発・建設・運営

◇アイル・インドネシア
【 設立 】2024年10月
【 本社 】日本
【 株主 】Jパワー 95.97%、SIJ Climate合同会社(SDGインパクトジャパン100%子会社)4.03%
【事業内容】MEL社株式の保有、JCMクレジットの取扱い

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