デジタル経済 進出・出資・撤退

ファンズ、シンガポール現地法人設立、「アセット・マネジメント事業を強化」

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固定利回り投資のオンラインプラットフォーム「Funds」を運営するファンズ(本社:東京都渋谷区)は、海外事業統括拠点としてシンガポールにFUNDS IGC PTE.LTD.を設立した。2025年7月11日発表した。

発表によると、同社はこれまで、台湾のAsia Money Fintech Company(亞太普惠金融科技股份有限公司)との資本提携や、香港でのジョイントベンチャー・FundsQuester (HK) Holdings Limitedの発足など、海外での事業機会の獲得・拡大を推進してきた。今回、日本市場における資金調達機能を競争力の源泉として、新興国市場における金融包摂支援、海外の多様なアセットを日本の投資家にシームレスに繋ぐアセット・マネジメント事業の強化を通じた収益拡大を目指し、シンガポールに海外事業統括拠点を設立した。

FUNDS IGC社は2025年8月より本格稼働する予定。

ファンズの担当者はシンガポール新聞の取材に対応し、「現在(2025年7月15日時点)、プライベートクレジットファンドの運用に向けたMASライセンス取得の準備を進めており、そのためのチーム構築も推進している。日本からは3名が常駐する」と答えた。

◇FUNDS IGC PTE.LTD.
【  所在地 】70 SHENTON WAY, #07-04, EON SHENTON, SINGAPORE 079118
【  設立日 】2025年6月13日
【  資本金 】100万シンガポールドル(ファンズ100%子会社)
【役員構成】Director:髙尾 知達(CEO)、山越 敬介(Founder/Co-CEO)、Director 若松 慶信(CTO/Chief of Staff)

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