進出・出資・撤退

ソフトバンクG、新設のThe EdgeofにSoftBank Ventures Asia社売却で合意

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ソフトバンクグループ(SBG)とエコシステム構築とベンチャーキャピタル事業を行うThe Edgeofは、The EdgeofがSBGの100%子会社でソウルに拠点を置くアーリーステージのベンチャーキャピタルSoftBank Ventures Asia Corp.(SBVA)を買収することに合意した。同取引は、規制当局の承認を前提として2023年中に完了する予定。2023年4月12日発表した。買収金額は非開示。

The Edgeofは、MistletoeのFounder孫泰蔵氏、Co-founder and Chairmanの大蘿淳司氏により、世界15カ国170社以上のスタートアップ企業を支援してきたMistletoeの実績を基盤に2023年3月2日に設立された。同取引完了後にはアジア全域での革新的テクノロジーを育むというコミットメントを象徴する、新たなブランド・アイデンティティの発表も予定する。シンガポールをはじめとする広域アジア市場発の、世界を変える可能性を秘めたスタートアップ企業の支援、開発、発展を強化することを目指すとしている。

SBGの後藤芳光取締役専務執行役員は「SBVAは、グローバルに活躍する可能性のある革新的なテクノロジーのスタートアップ企業に投資し、その成長をサポートしてきた。スタートアップ投資における知見や実績が豊富なリーダーが率いるThe Edgeofが、スタートアップのためのより強固なエコシステムを確立していくと確信している」とコメントした。

SBGの担当者はシンガポール新聞の取材に答え、「本取引は今後、グローバルな投資はソフトバンク・ビジョン・ファンドを中心としていくことを目的に行うものである。ソフトバンクグループは、SBVAが運営するファンドのうちのごく一部にLPとして出資しており、今後も継続していく」と補足した。

◇SoftBank Ventures Asia
【 設立年 】2000年

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