進出・出資・撤退

ビート・ホールディングス・リミテッド、シンガポール子会社がJBに新会社設立

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ビート・ホールディングス・リミテッド(松田 元CEO、本部・香港)は2020年7月16日、同社グループの技術開発拠点及びヘルスケア事業の実働拠点とするため、シンガポールの子会社Beat Chain Pte.Limited(BCシンガポール)が同日開いた取締役会でマレーシア・ジョホールバルにBEATCHAIN SDN.BHD.(BCマレーシア)設立することを決議したと発表した。

BCマレーシアの設立予定日は2020年7月31日。資本金は20万マレーシア・リンギット(約502万6千円)で、3カ月以内に50万リンギット(1,256万5千円)に増資する。資金はビート・ホールディングス・リミテッドによる貸付金で賄う予定で、資払込完了は2020年10月31日を予定する。

発表によると、BCシンガポールは2018年3月設立で、非接触型血糖値測定用ソフトウェアのライセンス等を保有し、また、ビート・ホールディングス・リミテッドの完全子会社・新華モバイル・リミテッド(Xinhua Mobile Limited)は、暗号資産の財布機能を備えた暗号メッセンジャーソフトウェア「Crypto Messenger Wallet」及びブロックチェーンベースのSNSソフトウェア「Inou」の著作権を保有しているが、これらソフトウェアの運用及びメンテナンス、追加開発などの機能をグループ内に持っていなかったため、BCマレーシアを設立し、ブロックチェーン関連技術等の技術開発拠点として育成していくことにした。血糖値測定用ソフトの市場投入ほかグループのヘルスケア事業のための実働拠点としても活用していく方針という。

所在地については、「Crypto Messenger Wallet」及び「Inou」の開発を委託したOK BLOCKCHAIN CENTRE SDN.BHD(ジョホールバル、OBC)との交流に便利なことなどから、ジョホールバルを選んだという。

新規子会社設立が2020年12月期の業績に与える影響は現在精査中としている。

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