商船三井のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるMOL PLUS(東京都港区)は2025年2月7日、シンガポール政府系ファンドSEEDS Capitalの共同出資パートナーに認定されたと発表した。
SEEDS Capitalは、Enterprise Singapore(シンガポール企業庁)の投資部門として、新技術や革新的なソリューションを開発するシンガポールのディープテックスタートアップを支援している。今回のパートナーシップにより、シンガポールのスタートアップはMOL PLUSが持つネットワークを活用して投資家や企業にアクセスし、投資やビジネスの機会を得ることができる。また、MOL PLUSもシンガポール市場への進出を目指すディープテックスタートアップの支援を行っていく。
共同出資パートナー制度では(1)ディープテックへの投資実績(2)技術および各分野の専門知識(3)グローバルネットワーク(4)初期の投資ラウンドを主導する能力――の4条件を満たす投資活動を実施するパートナーが任命されている。日本企業では3社目の認定となった。