シンガポール航空は2022年8月、大阪-シンガポール線就航50周年を迎えた。
シンガポール航空は1972年8月に香港、バンコク経由で大阪からシンガポールへ週5便の運航を開始した。以来50年にわたり、関西地区とシンガポール、そしてシンガポール以遠地域の文化・経済の架け橋として役割を担ってきた。
シンガポール航空のケニー・テオ日本支社長は、「関西地区はシンガポール航空の日本におけるマーケティング戦略上、重要な役割を担っている。入国制限措置の緩和とともにパートナー企業と緊密に連携し航空旅行需要に応えていく。今後も関西地区はビジネス・レジャー旅客および貨物の需要が堅調であると確信している」とコメントした。
シンガポール航空と関西エアポートは共同で「シンガポール航空 大阪就航50周年イベント」を開催する。
シンガポール航空 大阪就航50年の歴史
1972年8月 マレーシア・シンガポール航空として大阪に初就航。当時は大阪-香港-バンコクーシンガポールの路線で週5便を運航。
1972年10月 シンガポール航空として就航開始。
1983年10月 第一回御堂筋パレードに参加。民族衣装のサロンケバヤに身をまとった客室乗務員が、航空機をモチーフにしたフロートに乗って登場。
1994年9月 関西国際空港が開港。関西の国際拠点として重要な役割を担う「関空」での運航を開始。
2012年8月 大阪就航40周年を記念して、関西国際空港にA380特別便を運航。
2018年5月 ボーイング787-10が世界で初めて関西-シンガポール路線に就航。
2020年1月 エアバスA350-900MH型機、関西-シンガポール線に就航。