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シンガポールSATS、2018年度通期は増収減益黒字決算

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機内食や空港ラウンジ事業などのSATSは2019年5月17日、2018年度(2018年4月1日〜2019年3月31日)通期決算を発表した。グループ売上高が前年比1億340万Sドル(6.0%)増の18億2,800万Sドル、支出は同比8,280万Sドル(5.5%)増の15億8,100万Sドル、営業利益が同比2,060万Sドル(9.1%)増の2億4,700万Sドル、当期純利益が同比1,310万Sドル(5.0%)減の2億4,840万Sドル(約198億8,100万円)で増収減益の黒字決算となった。

グループ売上高を部門別に見ると、フードソリューションはTFK商事の貢献と中国における非航空事業の成長が寄与して同比4,160万Sドル(4.4%)増の9億8,820万Sドル、ゲートウェイサービスは運航便数増加、クルーズターミナル業績改善、GTR(地上事業体)統合が寄与して同比6,133万Sドル(7.9%)増の8億3,780万Sドルと、両部門とも増収だった。

一方、グループ支出は、販売数量増や、チャンギ国際空港第4ターミナル新規事業などに伴う人件費増、ライセンス料増などが要因で増加した。

配当は1株当たり19セント。前年度は18セントだった。

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