商船三井は2021年6月21日、4月30 日公表した2022年3月期業績予想を上方修正したと発表した。
2022年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値(2021年4月1日~9月30日)は、売上高を前回発表比200億円(3.7%)増の5,600億円、経常利益を同比1,200億円(184.6%)増の1,850億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同比1,200億円(240.0%)増の1,700億円へと大幅に上方修正した。
これに伴い、2022年3月期通期連結業績予想数値(2021年4月1日~2022年3月31日)は、売上高を同比200億円(1.9%)増の1兆800億円、経常利益を同比1,200億円(120.0%)増の2,200億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同比1,200億円(133.3%)増の2,100億円に上方修正した。
コンテナ船事業を運営するシンガポールの持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.(ONE社)において、荷動きとスポット賃率が想定を大きく上回るレベルで推移し、ONE社の第2四半期(累計)の業績予想が期初想定よりも上振れる見通しになったとしている。
第3四半期以降の見通しについては現在精査中という。