セブン銀行(本社:東京都千代田区)のグループ会社のABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL MALAYSIA SDN.BHD.(本社:マレーシア・クアラルンプール)は、マレーシア国内のセブン-イレブン店舗にATMを設置し、2025年1月13日よりATM運営事業を開始した。ATMは紙幣の入金・出金が可能な紙幣還流式で、新ブランド名は『Reachful(リーチフル)』。現金ニーズの高い地域を中心として、2025年前半にセランゴール、ジョホール、ペナンのセブン-イレブンを含む小売店に100台の設置を予定する。年1月31日発表した。
ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL MALAYSIA社はセブン銀行、7-ELEVEN SERVICES SDN.BHD.、HQZ CREDIT、SMRT HOLDINGSの4社共同出資により2024年5月30日設立された。
7-ELEVEN SERVICES社は「セブン-イレブン」のオペレーターで、現地財閥Berjayaグループ傘下企業でマレーシア全土に2,500店舗以上展開する7-ELEVEN MALAYSIA SDN.BHD.の100%子会社。
事業開始に先立ち、1月20日にクアラルンプールでパートナー企業4社と合同のセレモニーが開かれた。この中で、7-Eleven Malaysia Holdings BhdのTan U-Ming共同最高経営責任者は「ATMを通じて利便性を向上させ、金融サービスへのアクセスを拡大することは、セブン-イレブンの顧客だけでなく全国のマレーシア人に利益をもたらすだろう。また消費者の進化するニ
ーズに対応することもできる」と期待を述べた。