デジタル経済 進出・出資・撤退

海外需要開拓支援機構、Funding Asia Group社に25百万米ドルの投資を決定

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海外需要開拓支援機構は、東南アジアで中小企業向けデジタル金融プラットフォーム事業『Funding Societies』を展開するFunding Asia Group Pte. Ltd.に対し、25百万米ドルを投資することを決めた。2024年12月19日発表した。

発表によると、Funding Asia Group社はシンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの東南アジア5カ国で中小企業向けデジタル金融プラットフォーム『Funding Societies』を展開している。2015年創業当初から、東南アジアにおける現地中小企業を対象とした短期の融資事業に取り組んでおり、銀行等からは融資等が難しい現地中小企業の信用情報を豊富に蓄積している点を強みとする。現地中小企業に、収集したデータから設計した与信モデルを活用することで、迅速に短期・小口の融資等の提供を実現しており、FinTech企業の中でも独自のポジションを確立しているという。

また、『Funding Societies』は、東南アジア5カ国にローカライズされた管理体制を備えており、一部の国で市場環境の変化や金融規制の変更があった場合も迅速に対処し、グループ全体への影響を低く抑えることができる多国展開の体制を構築しているという。

◇Funding Asia Group Pte.Ltd.
【   設立   】2015年
【 本社所在地】シンガポール
【Group CEO】Kelvin Teo
【  事業内容  】東南アジアにおける中小企業向けデジタル金融プラットフォーム事業

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