進出・出資・撤退

日本システム技術、シンガポール連結子会社2社を合併、存続会社はAG NET社

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日本システム技術(大阪市北区)は2022年1月1日付で、在シンガポールの連結子会社AG NET PTE.LTD.とJAST TECHNIQUES PTE.LTD.を吸収合併した。AG NET社を存続会社とし、JAST TECHNIQUES社は解散した。

発表によると、AG NET社はHRM(Human Resource Managemen)分野ではシンガポール国内トップクラスのHRソリューションベンダーで、自社開発のHRMクラウドシステムを保有し、シンガポール国内及びASEAN地域を中心とした約700の組織に4万人を超えるユーザーを持っている。

一方、JAST TECHNIQUES社は、シンガポール国内の日系企業を中心に約40年間にわたり、SI開発、会計ERP、クラウドシステム等のITサービスを展開している。

両社のテクノロジー、マーケット、顧客層における強みを統合することで、会計、人事を中核とする広範なDXサービスの提供が可能になるとともに、拠点や管理業務の縮小による生産性向上とコスト削減が見込めるとし、さらに在タイ及びマレーシアの各子会社との連携も強化され、ASEAN全域に向けたJASTブランドのITサービスの展開が加速するとしている。

今回の合併は、連結子会社間同士の合併であるため、連結業績に与える影響は軽微。

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