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Marina-Bay Shipping Group、初の新造船の命名進水式を実施、常石セブで

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Marina-Bay Shipping Group(本社・シンガポール、福島謙治代表取締役グループCEO)の新造バルクキャリアの命名進水式が2024年11月26日、フィリピン・セブ島のTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.で行われ、福島グループCEOが“WECO TATI”と命名し、倫子夫人の支綱切断により進水した。

Marina-Bay Shipping Groupが新造船を建造・保有するのは初めて。“WECO TATI”は載貨重量トン63,300MTのウルトラマックスバルカーで、グループで船舶管理を行う。

式典・祝賀会には常石造船の奥村幸生代表取締役社長執行役員はじめ、船級協会、金融機関、保険会社、エンジンメーカー、商社などの関係者が出席した。

はじめに挨拶した奥村社長は「本船はMarina-Bay Shipping Groupにとって初の新造船の建造であり、非常に重要な船を常石グループに発注いただき光栄に思っている。“WECO TATI”が必ずや関係各社の繁栄に貢献することを約束する」と述べた。

福島グループCEOは、「常石造船には長年の実績と経験に加え、最新の技術を駆使して“WECO TATI”を建造いただいた。本日、眼前にし、本船がMarina-Bay Shipping Groupの業容拡大の礎になると確信した。Marina-Bay Shipping Groupは新造船を建造したら15年間は保有したいというポリシーで進んでおり、しっかりコンディションを把握し、安全運航していく」と述べた。

“WECO TATI”の主要目は次の通り。

【全長/幅/深さ】Less than 200.00m/32.26m/18.60m
【航海速力】Not less than 14.45 Knots, at CSO
【総トン数】abt. 36,000
【載貨重量】63,300MT
【 主機 】M.A.N.-B&W 6S50ME-C9.7-EGRBP
【 船級 】日本海事協会(NK)
【 船籍 】シンガポール

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