SATS(シンガポール・エアポート・ターミナル・サービス)は、子会社SATS Saudi Arabia Companyが、サウジアラビアの首都リヤドのキング・ハーリド国際空港(KKIA)の25年間の貨物ターミナルの運営権(コンセッション)を獲得した。2020年1月13日発表した。
ターミナル建設は2段階で行われ、完了すると年間最大60万トンの貨物に対応可能。厳しい温度管理が求められる生鮮食品や医薬品の専用設備も備える。オマーン、ダンマン、リヤドを結び中東で質の高い貨物回廊を確立するとともに、アジアの広範なネットワークに接続する。
SATSは現在、北京、ダンマン(サウジアラビア、キング・ファハド国際空港)、ホーチミン、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、ムンバイ、ベンガルール、オマーン、シンガポールの10貨物ターミナルを運営している。