日本郵船グループのNYK Bulkship(Asia)Pte.Ltd.は、フィンランドに本拠地を置くエネルギー企業Neste Oyjが精製する再生航空燃料(SAF)を2024年5月25日にシンガポールでMR型プロダクトタンカーに船積みした。
NYK Bulkship(Asia)社にとって初めてのSAF輸送案件で、輸送したSAFはロサンゼルス及びサンフランシスコ港で荷揚げされた後、両都市の各空港に納入される予定。
SAFは廃食油等の再生可能な原料から製造される航空機用ジェット燃料で、原油由来の既存のジェット燃料と比べて温室効果ガス(GHG)を最大80%削減する効果があるとされている。
Neste社は2023年6月にシンガポールで新たなSAF製造工場の稼働を開始した。
◇NYK Bulkship(Asia)Pte.Ltd.
【 本社 】シンガポール
【代表者】Managing Director 大隈正紀
◇Neste Oyj
【 本社 】フィンランド
【代表者】President & CEO Heikki Malinen