日本郵船は2022年2月3日、2021年11月4日公表した2022年3月期通期連結業績予想を修正したと発表した。
通期連結業績予想数値(2021年4月1日~2022年3月31日)は、売上高を前回発表比2,000億円(10.0%)増の2兆2,000億円、営業損益を同比450億円(20.5%)増の2,650億円、経常損益を同比2,200億円(31.0%)増の9,300億円、親会社株主に帰属する当期純損益を同比2,200億円(31.0%)増の9,300億円に上方修正した。
サプライチェーンの混乱が続く中、旺盛な貨物需要等による好市況の継続を受け、定期船事業におけるシンガポールの持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.(ONE社)の業績が想定を上回るレベルで推移していることや、航空運送事業及び物流事業でも引き締まった需給が続いていることなどが要因としている。