大阪ガスは2019年6月24日、シンガポールの100%子会社Osaka Gas Singapore Pte.Ltd.(OGS)、双日、双日ベトナムの3社がベトナムでの天然ガス供給事業等を目的とした合弁会社Sojitz Osaka Gas Energy Company Ltd.(双日大阪ガスエナジー)を設立することで合意したと発表した。
双日大阪ガスエナジーは、ベトナム南部バリア・ブンタウ省のフーミー3特別工業団地における天然ガス供給事業、産業用顧客への圧縮天然ガスのローリー供給事業を実施する予定で、2030年度の売上高150億円を目指すとともに、将来的にはファイナンススキーム等を活用して設備導入・運営をサポートする大口需要家向けエネルギーサービス事業の展開も検討するとしている。
大阪ガスの東南アジア事業展開は、シンガポール、タイ、インドネシアに続いて4カ国目で、海外での天然ガス供給事業への参画は、シンガポール、タイに続いて3カ国目となる。
双日大阪ガスエナジーの概要は下記の通り。
【 会社名 】Sojitz Osaka Gas Energy Company Ltd.
【 設立時期 】2019年8月頃(予定)
【本社所在地】ベトナム社会主義共和国 バリアブンタオ省
【 出資構成 】双日26%、双日ベトナム会社25%、Osaka Gas Singapore Pte.Ltd. 49%
【 代表者 】青山 芳朗
【 事業内容 】
・産業ユーザー向け天然ガスの供給
・エネルギーサービス
・エネルギー関連のエンジニアリング及びコンサルティング