進出・出資・撤退

東南アB2B産直EC事業のSECAI MARCHE、シリーズA資金調達完了

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東南アジアで生鮮食品サプライチェーンを構築するSECAI MARCHE(本社:東京都、グローバル拠点:クアラルンプール・シンガポール)は、Beyond Next Ventures、Spiral Ventures Asia Fund I, L.P.、三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合、Future Food Fund2号投資事業有限責任組合、常石商事、福岡ソノリク、山本徹氏(フーディソン 代表取締役CEO)他から新たに3億円、シリーズA総額 5.1億円の第三者割当増資を実施した。2024年8月5日発表した。

SECAI MARCHEは、2019年に生産者と消費者をダイレクトに繋ぐ東南アジアB2B産直ECをリリース。日本やマレーシアなど、世界中の生産者のこだわり食材を4,000点以上掲載し、野菜、果物、水産物等の生鮮食品を中心に一気通貫のフルフィルメントサービスを提供している。

今回調達した資金は、フルフィルメントセンターの拡充、AIを活用した需要予測のさらなる精度向上、ラストワンマイルの自動化・最適化に使用する。また、体制構築費及びマーケティング活動にも充てる予定という。

三菱UFJキャピタルの西尾祐一・投資第三部部長は「SECAI MARCHEは創業6周年を迎え、更に大きな飛躍を遂げるべく、大きな壁に立ち向かっている。今回の出資をきっかけに、MUFGの一員としての強み、MUFGの東南アジアのネットワークを生かし、SECAI MARCHEの事業成長に貢献していく」とコメントした。

福岡ソノリクの園田裕輔副社長は「今回の出資を機に、産地調達の強化と、サービスのタイ展開をご一緒したいと考えている。SECAI MARCHEの一気通貫のフルフィルメントサービスと福岡ソノリクの産地とのつながりや物流・保管機能が合わさることで、今後の更なる展開につながるものと確信している」とコメントした。

◇SECAI MARCHE
【 本社 】東京都江東区
【海外拠点】マレーシア クアラルンプール、シンガポール
【 設立 】2018年
【  代表者 】早川 周作・杉山亜美
【事業内容】EC事業、輸出入事業、卸売事業

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