三菱ケミカルグループは2023年12月22日開いた取締役会で、2024年4月1日付で筑本学氏が代表執行役社長に就任する人事を決議した。
築本氏は1964年6月生まれ、広島市出身。1988年4月三菱化成工業(現・三菱ケミカル)入社。2015年4月~2017年3月までエムシーシーピーティーエーアジアパシフィック社取締役社長兼三菱化学シンガポール社取締役社長としてシンガポールに駐在した。2023年4月より三菱ケミカルグループ執行役エグゼクティブバイスプレジデント・ベーシックマテリアルズ所管を務めている。
築本氏は、①カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの取組み ②日本の石油化学産業をめぐる業界再編 ③スペシャリティマテリアルズ事業の成長 ④さらなるポートフォリオ改革――といった経営課題に取り組む。
ジョンマーク・ギルソン代表執行役社長は退任する。