総合

シンガポール政府、「ホーカー文化」のユネスコ無形文化遺産登録を申請

投稿日:

シンガポール政府は2019年3月27日、国連教育科学文化機関(UNESCO)に、「シンガポールのホーカー(屋台村)文化」の無形文化遺産への登録を申請した。国家遺産庁(NHB)と国家環境庁(NEA)、シンガポール全國商聯総會(FMAS)が共同で申請書を提出した。
 
共同声明によると、「過去のストリートホーカーから、現在、住民の重要な交流スペースであるホーカーセンターに至るまで、シンガポールの社会経済の発展に伴って都市化が進むなかでも、ホーカーは適応して発展してきた。シンガポールの日常生活、多文化社会を反映した文化であり、住民の80%以上が週1回以上ホーカーセンターを訪れる」という。
 
シンガポールの世界無形文化遺産の登録申請は初めてで、3月の最終金曜日を「ホーカーズ・デー」とするなどして盛り上げ、登録への機運を高めていく。
 
評価プロセスは約1年9カ月間続き、結果は2020年末に発表される。

-総合

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.