気候変動(低・脱炭素)

マーキュリアHD、OCBCと”ASEANサステナビリティ”でクレジットF創設へ

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マーキュリアホールディングス(東京都千代田区)は2023年12月7日、シンガポールに本社を置く東南アジア2位の資産規模を誇る金融サービスグループOVERSEAS-CHINESE BANKING CORPORATION LIMITED(OCBC)と、ASEANサステナビリティをテーマとするクレジットファンドの創設に向け、ビジネス上の協業を図るための覚書を締結した。

同クレジットファンドは、脱炭素化を含むアジア圏のサステナビリティ向上への寄与が期待されるプロジェクトやビジネスを投融資の対象とする方針で、両社と同ファンドに関わる日本やアジアの企業を含めた交流プラットフォームも提供することで、日本やアジア諸国における新たなビジネスの創出・促進を構想する。

事業イメージ図

マーキュリアホールディングスの担当者はシンガポール新聞の取材に応え、「クレジットファンドは2024年中頃の創設を予定し、規模は300~500M米ドルを想定している」と補足した。

OCBCの主要市場はシンガポール、マレーシア、インドネシア、中華圏(グレーターチャイナ)で、19カ国・地域に410以上の支店と駐在員事務所を構えている。

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