気候変動(低・脱炭素)

東京ガス、シェル・イースタン・トレーディング社からCN LNG購入

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東京ガスは2019年6月18日、シェル・イースタン・トレーディング社(本社・シンガポール)とカーボンニュートラル(CN)の液化天然ガス(LNG)購入基本契約を締結したと発表した。カーボンニュートラルLNGの受け入れは日本初となる。

同契約は、東京ガスがシェル・グループからLNGを購入する際、天然ガス採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2とシェルが保有するCO2クレジットを相殺する(カーボン・オフセット)もので、対象のCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証し、シェルが購入したものという。

東京ガスの木本憲太郎常務執行役員(原料・生産本部長)は、「化石燃料の中でCO2排出量の最も少ない天然ガスの普及拡大に加え、カーボンニュートラルLNGという新たな取り組みを行うことで、低炭素社会の実現に寄与していく」とコメントした。

シェルLNGマーケティング&トレーディングのスラブコ・プレオカニン氏(ヴァイスプレジデント)は、「気候変動問題に対して地球規模での取り組みが要請されている昨今において、カーボンニュートラルLNGは私たちがお客さまに提供できる新たな選択肢だと考えている」とコメントした。

シェル・イースタン・トレーディング社の概要は下記の通り。

【設立】1989年5月
【本社】シンガポール
【株主】シェル・イースタン・ペトロレウム社/シェル・ペトロレウム社

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